決定版!!正しい矯正歯科の選び方

矯正歯科医院の選び方・探し方のポイントを教えます!
矯正治療のスタートは、クリニックとの長いお付き合いの始まりです。
仕上がった歯並びに至っては、一生の付き合いです
そのため、矯正治療のクリニック選びはとても大事です。
慎重に選びましょう。
ここではクリニックの選び方、探し方のポイントを挙げていきます。
いつまでに判断するの?
矯正相談を受けて検査、診断までの間に、どのクリニックにするかを判断する必要があります。
そこで時系列の中で、タイミング毎にでクリニックの良し悪しを判断する基準をお教えします。
もちろん必ずしも正解というわけではありません。
あくまで参考までに。
矯正相談前
ホームページ
矯正相談前にチェックすべき場所、これは何といってもホームページです。
最近のクリニックには情報がたくさん載っています。
隅から隅まで漏れなくチェックしてください。
日本矯正歯科学会の認定医の先生ですか?
一番わかりやすい判断基準といえるかもしれません。
実は矯正治療、歯科医であればだれでも治療することができます。
しかし歯科大学を卒業した時点では、そのためのスキルは皆無。
つまり、一度も治療経験がなくても法律的には問題ないのです。
通常、矯正専門のクリニックのドクターは大学に残って勉強します。
最低でも5~6年、長ければ10数年かけて治療のスキルを習得します。
その後、スキル習得の集大成として、矯正の資格を取得することが多いのですが、
その時の最もメジャーな資格として、「日本矯正歯科学会の認定医」が挙げられます。
一方そうではない先生の場合、何回かセミナーや研究会に出席して勉強しただけで、矯正治療を行っていることも。
どちらがお勧めなのかは、賢明な方はお分かりでしょう。
治療例は載ってますか?最近のものですか?
治療の良し悪しは、治療例を見れば一目瞭然。
それが最近の治療例で、治療期間も短く、たくさんの治療例(可能なら全部の治療例)を載せていればかなり信頼できるでしょう。
治療例が少なかったりあまりきれいでないようなら、一度考え直した方がいいかもしれませんね。
出典:英トピ
先生の年齢は?
意外と大事です。
なぜなら矯正治療は長い期間がかかります。
小学校低学年から始めた場合、治療が終わるまでに5年以上はかかります(長ければ10年以上)。
一人の先生に全て診てもらおうと考えているなら、年齢を気にしてみるのも一つの方法かもしれません。
クリニックの内装は?雰囲気は?
院内の様子を載せているクリニックもたくさんあります。
せっかく長く通うのであれば、キレイでオシャレなところの方がいいですよね。
出典:よりた歯科クリニック
治療がしっかりしているかが一番大ですが、こういったところも見逃せませんよね。
おまけ…出身大学は?
ここまでの情報でも判断がつかなければ、とりあえずといった感じで出身大学を参考にしてもいいかもしれません。
ただし、それだけで判断するのはやめましょう。
実際に相談にいって自分の目で判断することがとても大事です。
口コミサイトは…?
口コミサイトは『一つの参考』にはなります。
しかし、正直なところ誰が書いているのかはっきりしません。
あまり信用しすぎないようにしましょう。
矯正相談の予約時
予約の電話だって、立派なチェックポイントです。
電話対応はどうでしたか?
しっかりとした電話応対をしてもらえれば気持ちのいいもの。
クリニックの患者さんに対する気持ちを感ることができたなら、長い矯正治療の生活も張りのあるものになるはずです。
予約は問題なく取れましたか?
予約の取りやすさも大事なポイントです。
矯正相談や検査の段階でなかなか予約が取れないようなら、治療開始後だって予約は当然取りづらいでしょう。
少しでも治療期間を短くするためにも、それなりに予約が取れるクリニック選びというのはとても大切です(逆に予約とり放題のクリニックも心配ですが…)。
矯正相談当日
いよいよ矯正治療当日。
悩んでいるようなら直接会って話して確認しましょう。
不安なことや気になることがないか、確認してくれましたか?
時々、こちら側が質問できるタイミングをとってくれますか?
ちゃんと話を聞いてくれる先生はとっても貴重です。
メリットもデメリットもしっかり話してくれましたか?
いいことばかり話してくるクリニックは要注意です。
治療を安請け合いしすぎていませんか?
治療期間が妙に短くないですか?
どんな治療にも必ずメリットとデメリットがあります。
治療を任せる先生はいいことばかり言わず、きちんと何でも話してくれる先生を選びましょう。
話しかけやすかったですか?
これも大事です。
治療を開始してからも必ず不安は出てくるもの。
その時に話しかけづらいようでは、せっかくの矯正ライフも楽しくなくなってしまいます。
検査の予約は取りやすかったですか?
相談は予約を取りやすくても、肝心の治療の時に予約が取れなくては話になりません。
検査の予約をする場合、予約が取りやすいかどうか、再度確認しておきましょう。
意外?子供の治療をやっていないことも
意外なことに、子供の治療をほとんどやっていないことも。
たしかに子供の治療が必要がない場合もありますが、心配ならセカンドオピニオンを聞いてみるのも一つの手かもしれません。
検査時
検査では歯の型取り、口や顔の写真撮影、レントゲン撮影などを行います。
この際特にチェックしておくことは…
「セファロ」撮ってますか?
矯正治療では、セファログラム(頭部X線規格写真)といわれる、頭の骨を撮影する特殊なレントゲンが必須です。
万が一このレントゲンを撮らないようなら、別のクリニックに変更することをお勧めします。
診断時
診断では検査結果の話や治療内容の提案がおこなわれます。
その際のチェックポイントですが、
検査結果を話してくれてますか?
きちんとした治療をするためには、しっかりした治療計画が必要です。
その計画を立てるためには、検査で得られた資料の検査結果がしっかりと出されている必要があります。
そのため、診断の時に検査結果をしっかり話してくれる方が間違いないクリニックと言えるでしょう。
費用を具体的に話してくれていますか?
費用は具体的に話してもらっていますか?
しっかり話がないまま治療が始まり、あとから想像以上に費用がかさんしまった、なんてことのないよう注意しましょう。
ここの話があいまいなようなら別のクリニックをお勧めします。
治療方法が偏っていませんか?
良い矯正歯科医なら、たくさんある治療方法からベストな方法を選んで提示するはず。
ここで、特定の治療しか勧めないようなら要注意です。
特に治療を受ける側からして甘い言葉を含んだ治療は危険です。
「100%取り外しができる装置で治療ができます」
「絶対歯は抜きません」
などはその一つの例かもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
自分に合ったクリニックを選んで、
ステキな矯正ライフが送ってください!!