矯正でよく聞く「認定医」。これってどんな資格?

矯正治療を始めるとき、あなたはどうやって先生を選びますか?

そんな時の判断基準のひとつとして、「認定医」があります。

でもこれってどんな資格なの??

出典:週サラ。

目次

認定医はいろいろ

矯正に関係する認定医にはいろいろなものがあります。

ここでは主なものをいくつか挙げてみましょう。

 

日本矯正歯科学会 認定医

日本国内で最も大きい学会の認定医です。

6,400人以上の会員で構成され、2,700人ほどの認定医がいます(2016年現在)。

認定医の資格を取るのも以前より難しくなり、2005年頃からは10症例以上の写真や模型を使ってのより厳密なものとなりました。

その他、大学や指定された機関での研修や矯正歯科に専従すること、論文を発表することなどの要件が必要となってきます。

 

日本成人矯正歯科学会 認定医

その名の通り、成人に対しての矯正治療に関する学会です。

1,200名の会員を誇り、250人ほどの認定医がいます(2010年時点)。

矯正歯科専門医療機関 (大学病院矯正歯科等)に5年以上在籍して基礎研修を修了するなどした上で6症例を提出し、そのうちの一つを展示・報告をする必要があります(5年未満の場合でも幾つかの条件を満たしたうえで15症例を提出するなどして資格を取得することも可能)。

 

 日本舌側矯正歯科学会 リンガル矯正認定医

500名の会員と47名の認定医がいる、裏側矯正(舌側矯正)に特化した学会です。

認定医となるには、裏側矯正治療を行った5症例の審査をパスする必要があります。

 

この他にも。

国内海外で認定医制度があります。

ただ、認定医はあくまでも一つの目安。

ただの資格マニアの先生の可能性もありますが(笑)、しっかりと勉強しないと取れない資格であるのも事実。

 

症例写真なども含め、医院選びの参考にしていただければよいのではないでしょうか。