マルチブラケット装置。その治療手順とは

大人の矯正治療の代表的な装置といえば「マルチブラケット装置」です。

しかしどういった手順で治療が進んでいくのか、意外と知らないもの。

ここでは知られざる(?)マルチブラケット装置による矯正治療の流れについてご紹介します(クリニックや治療のスタイルで異なる場合もありますので、ご了承ください)。

 

ステップ1:凸凹の改善

「レベリング」と呼ばれる治療の過程です。

柔らかい針金(アーチワイヤー)を使用し、歯の凸凹やねじれ、傾きなどを取り除いていきます。

レベリング

徐々に太めの針金に変更し、最終的にステンレス製のかたい針金に変更していきます。

その頃には、一見するときれいな歯並びのように見えるようになっていることもあります。

治療受ける側としては、変化が感じられてうれしい時期かもしれません。

 

ステップ2:隙間の閉鎖

※これは抜歯を伴う矯正治療の時に必要になってくるステップです。

まず犬歯を針金(アーチワイヤー)に沿って抜いた隙間に移動します。その際、ゴムのチェーンやばねの力を使って動かすことが多いようです。

その後前歯を動かして隙間を閉じます。その際にはゴムのチェーンやばねの他、針金を曲げて力をかけて歯を動かします。

また上記の治療をまとめて、犬歯と前歯を一気に動かして隙間を閉じるという方法もあります。

 

ステップ3:微調整

隙間を閉じた後、針金を曲げて少しずつ調節し、しっかりと咬むようにしていきます。

「顎間ゴム」と呼ばれる、自分で取り外しできる輪ゴムを使用するのもこの時期が多いようです(ステップ2の時にもよく使用します)。

顎間ゴム

ざっくりですが、上記のような治療のステップを経て咬み合わせを作っていくことが多いと思います。これを知っておけば、今自分が治療のどの段階にあるのか大まかにわかると思います。

もちろん治療してもらっている先生に聞いていただくのが一番確実ですのであしからず(笑)

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