実は危険!口呼吸の影響とは?

突然ですが質問です。

「あなたは普段、口と鼻のどちらで息をしていますか?」

どうですか?どちらで息をしてましたか?

口で息をしている場合は要注意。

口で息をしていると答えた方は要注意です。

じつはその呼吸の仕方は「口呼吸」と呼ばれていて、体に悪影響を及ぼしかねない、危険な呼吸様式なんです。

出典:ウレぴあ総研

通常、息は鼻でするのが一般的。

しかし体に空気を取り込むだけなら鼻呼吸と口呼吸も変わりなさそうに感じます。

一体何が異なるのでしょうか。

正しい呼吸、鼻呼吸の特徴は。

本来あるべき呼吸法である鼻呼吸ですが、次のような特徴があります。

鼻呼吸の特徴

息を吸う際、鼻毛や粘膜でウイルスや細菌がシャットアウトされる。

吸った息が鼻腔を通過する際、入ってくる空気が加温・加湿される。

一方、口呼吸は

鼻呼吸と比較し、

・ウイルスや細菌がほとんどシャットアウトされず体の中に侵入を許してしまいます。

・口の中の唾液が調湿のために用いられますが、その効果は落ちてしまいます。

 

これらの違いにより、口呼吸では以下のようなデメリットが生じます。

口呼吸のデメリットとは。

口の中が乾燥する

口の中の唾液が調湿のために用いられ、口の中が乾燥してしまいます。

すると、唾液が細菌や菌が出した酸を洗い流す力を失ってしまいます。

その結果、

・(特に前歯に)虫歯ができやすくなる

・歯周病になりやすくなる

・口臭が強くなる

出典:Cofree

・歯が着色しやすくなる

などの悪影響が出てしまいます。

また、乾いた息が口に出入りするため唇も乾燥しやすくなってしまいます。

出典:ミセスラボ

免疫機能が低下する

鼻呼吸のように鼻毛や粘膜が細菌やウイルスをカットしてくれない口呼吸。

そのため、

・免疫機能が低下し、風邪などの病気にかかりやすくなってしまう

風邪 ウイルス 口呼吸

・喘息やアレルギーを起こしやすくなる

このようなことが生じてしまいます。

歯並びが悪化する

通常鼻呼吸の方の場合、舌は上あごの歯並びの中に収まり、天井部分にピタッとついているもの。

しかし、口呼吸をしているとその舌の位置だと空気の通り道が確保されず、必然的に下あごの歯並びの中に収まってしまいます。

つまり、舌の位置が下がってしまうのです。

このことが原因で、歯並びに以下のような悪影響が出てしまいます。

・上の歯並びの幅が狭くなる

・開咬になる(前歯でものが咬めなくなる)

・顔がアデノイド様顔貌になる

アデノイド様顔貌 矯正 口呼吸

実は舌の位置、とても大事なんですね。

口呼吸の原因とは。

口呼吸がデメリットだらけということは分かっていただけたと思います。

この原因はいったいなんなのでしょうか。

いくつか考えられるものを挙げてみましょう。

鼻づまり

鼻中隔湾曲症や花粉症などのアレルギー性鼻炎、蓄膿症、中耳炎などが考えられます。

慢性的に鼻が詰まってしまうと鼻呼吸ができず、必然的に口呼吸になってしまいます。

扁桃腺が肥大している

矯正 耳鼻科 アデノイド 口呼吸

↑扁桃腺肥大

喉周辺には口蓋扁桃や咽頭扁桃などの扁桃腺がいくつも存在します。

その扁桃腺は4~8才の頃に最も活動的になりサイズも最も大きくなり、その後徐々に小さくなっていきます。

しかしこれが極度に肥大したりそれが治まらないと鼻呼吸ができず、鼻呼吸になるのです。

歯並びに問題がある

出っ歯(上顎前突)のように、不正咬合の種類・程度によっては唇を閉じるのが困難になってしまいます。

そのような場合、これが原因となり口呼吸になってしまうことがあります。

その他にも

その他にも肥満など、様々なことが鼻呼吸の原因になる可能性があります。

どうやって鼻呼吸に戻すの?

ではどうやって口呼吸を鼻呼吸に戻せばいいのでしょうか。

・耳鼻科で治療を受ける(鼻づまり、扁桃腺の肥大などが原因の場合)

・MFT(筋機能訓練。あいうべ体操なども含む)

MFT ミッドポイント 口呼吸

・鼻呼吸テープや口閉じテープを使用する

口呼吸 口閉じテープ 矯正

・とにかく鼻で息をするよう意識する

・歯列矯正治療をする(上あごの拡大装置を使用する、前歯を引っ込めるなど)

急速拡大装置 矯正 口呼吸

いかがでしたか?

意外と知られていない口呼吸のこと、少しは理解していただけたでしょうか。

口呼吸の方は、まず矯正専門のクリニックあるいは耳鼻科に相談してみてくださいね。

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