歯列矯正で素敵な人生の終え方を。

出典:IRORIO

ヒトの寿命はどこまでのびるの?

2016年10月5日、人の寿命の「上限」を発見したとする研究論文が、アメリカのアルバート・アインシュタイン医科大学の研究チームによって発表されました。

その論文によると、長年続いた最高寿命の上昇が1990年代にすでにその限界に達していたというのです。

その年齢とは

その年齢とは、1997年に亡くなったフランス人女性ジャンヌ・カルマンさんの122歳と164日です。

上写真:ジャンヌ・カルマンさん

もちろんカルマンさんより多少長生きする人はいずれ出るのでしょうが、カルマンさんが亡くなって以降、最高寿命は115歳付近をうろうろしたままです。

 

聖路加国際病院名誉院長 日野原重明 さんに学ぶ、「生き方」とは

話は変わりますが、先日『100歳を超えても現役医師』などで有名な日野原重明さんが105歳でお亡くなりになりました。

日野原さんの功績は、

・人間ドックの導入

・(生活)習慣病という言葉の提言

・終末期医療の充実に尽力

など、枚挙に暇(いとま)がありません。

また、90歳で出版した『生きかた上手』はミリオンセラーになるなど、多数の著書も執筆しました。

延命治療を拒否

そんな日野原さんですが、2017年7月18日、延命治療を拒否したままその命を全うしました。

その後、聖路加国際病院の院長が記者会見で「望ましい生き方と人生の終え方を提言した日野原先生が、それを実践した生を終えられた」と語ったように、延命治療をしなかったのは日野原さんにとって望ましい人生の終え方だったのでしょう。

実際多くの人にとって、『延命治療をすること=望ましい人生の終え方』ではないのではないでしょうか。

 

長生きしたい

とはいっても長生きもしたいですよね?

 

このことから、最高の人生とは健康寿命は長く、要介護期間は短く」ということなのかもしれません。

健康寿命とは?

平均寿命のうち、健康で活動的に暮らせる期間。WHO(世界保健機関)が提唱した指標で、平均寿命から、衰弱・病気・痴呆などによる介護期間を差し引いたもの。(デジタル大辞泉より) 

 

東北大学の研究「残存歯数と寿命の関係」

2017年6月28日に東北大学が興味深い研究結果を発表しました。

その内容とは、「高齢期に歯を多く保っている人は、寿命が長いだけでなく、健康で要介護の期間が短い」というものです。

同大学大学院 歯学研究科 歯科医師の松山祐輔氏によるもので、成果はアメリカの科学誌「Journal of Dental Research」に掲載されました。

研究内容

要介護になる前の歯の本数と、寿命および健康寿命、要介護期間の関連を調査しました。

歯の本数は「0本、1-9本、10-19本、20本以上」の4区分で分け、死亡日と要介護度2以上の認定日をリンクさせて分析しました。

その分析の結果、

・0本の人に比べて歯が20本以上ある人は、健康寿命が男性で92日、女性で70日長かった。

・寿命は男性で57日、女性で15日長かった。

・要介護期間は男性が35日、女性で55日短かった。

ということが分かりました。

「歯の本数ごとの健康寿命の比較」。 出典:東北大学より

この研究結果は、先ほど話した最高の生き方「健康寿命は長く、要介護期間は短く」と一致しますね。

 

まとめ

矯正ライフでは、

『矯正治療で良い歯並びにすることで口の中の管理をしっかりとすることができるようになり、結果として虫歯や歯周病のリスクを減らし、歯を長持ちさせることができる』

ということを何度もお伝えしてきました。

 

今回の研究結果は、『歯列矯正をするとより良い生き方、より良い人生の終え方ができる』可能性を示唆しているのかもしれません。

矯正治療をお考えの方は、きれいな歯並びと笑顔を手に入れるだけでなく、こういったことも考慮して治療をするかどうか判断してみてはいかがでしょうか。

 

 

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