とってもつらい!矯正治療中の口内炎の対処法とは。

出典:mamari
目次
矯正治療中の悩みのひとつ、「口内炎」。
マルチブラケット装置などをはじめとした矯正治療中はいろいろと悩みが出てきます。
歯の移動に伴う痛み、口の中の歯磨きが大変などなど。
そういった悩みの一つに、装置が唇や頬などにあたることによって引き起こされる口内炎があります。
出典:EPARK
痛みにスポットが当たりがちで忘れられがちですが、地味につらい口内炎。
ここでは症状や対処法、予防法についてご紹介します。
口内炎ができやすい時期は。
口内炎はできやすい時期があり、主に装置を付けた直後です。
装置に慣れてくると、徐々に口内炎はできなくなってきます。ご安心ください。
原因になっている装置に対する対策とは。
徐々にできなくなるとはいえ、早く症状は改善したいもの。
可能な対策をいくつかご紹介いたします!
歯科矯正用ワックス
最も一般的な対処法と言えるのではないでしょうか。
クリニックでもらえたり安価に販売したりしていることが多いですが、無いようならネットで購入することも可能です。
出典:Amebaブログ 毎日がSpecial☆
ワックスは手で簡単にちぎることができます。
ちぎって丸めた状態がこちら。
出典:神宮前矯正歯科
口内炎の原因になっていると思われる装置にワックスをゆっくりと押し付け、周囲から包み込んでしまいましょう。
粘膜に対する刺激を抑えることが出来ます。
しかしいくつか注意点があります。
まず、歯科矯正用ワックスは装置が唾液などでぬれているとなかなかくっつきません。
そのため、歯科矯正用ワックスをつける前に装置を乾かしておくことをおすすめします。
これだけでワックスのつきやすさが格段にアップし、取れづらくなりますよ。
また、食事の度に外して歯磨き後に付け直す必要があります。
ちょっと面倒ですが、口内炎の悩みを考えれば頑張れるのではないでしょうか。
ギシグー(GISHY GOO)
ギシグーは、『歯科矯正用ワックスの強化版』といえる存在です。
操作方法は少し慣れが必要なものの、歯科矯正用ワックスに物足りなさを感じる人にぴったりかもしれません。
クリニックで扱っていることもありますが、歯科矯正用ワックスほど普及しているものではありません。
金額は若干高めですが、気になる方は是非試してみてください。
矯正の装置を調整してもらう
通院しているクリニックで矯正の装置を取り換える、削ってもらう、変形させるなどの方法で原因を取り除くことが可能な場合もあります。
ワックスに頼りっぱなしの生活をする前に、まずは一度クリニックに相談してみましょう。
装置にカバーをしてもらう
クリニックでワックスのように装置にカバーをしてもらえることも。
歯科矯正用ワックスより格段に長持ちしますし、なんといっても食事の度に外す必要がありません。
デメリットもないわけではありませんが、ワックスだけでは物足りない方は一度相談してみてはいかがでしょうか。
出来てしまった口内炎に対する対策とは。
ここまで紹介した『原因になっている装置』に対する対処法ではなく、『できてしまった口内炎』に対する対処法です。
薬を使用する
軟膏タイプ(デキサルチン軟膏・ケナログ・アフタゾロンなど)
口内炎に対して有効な軟膏です。
装置からの刺激を抑えてくれるというわけではありませんが炎症を鎮める効果があり、早く口内炎を治してくれることでしょう。
貼るタイプも(口内炎用パッチ)
口内炎にパッチを貼るタイプです。
炎症を鎮める効果はもちろんですが、装置からの刺激を抑える効果も期待できます。
一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。
口内炎ができにくくなる日常生活とは
日常生活の過ごし方も、口内炎のできやすさに影響してきます。
いくつか基本的な方法をご紹介します。
ビタミン摂取
口内炎はビタミンの摂取量が足りないとできやすくなります。
普段の食生活で、野菜や果物を積極的にとり、口内炎ができるのを予防しましょう。
どうしても難しい方は、サプリメントで補充することをおすすめします。
口の中を清潔に
口内炎ができてしまた場合、口の中が不潔で細菌が繁殖してしまっているとなかなか治りません。
装置が入っていると大変になってしまう歯磨きですが、徹底して清掃し、早く口内炎を治しましょう。
健康的な生活を
健康的な生活を過ごすことも口内炎予防にとても大切です。
十分な睡眠、ストレスをため込まない、適度な運動、、、。このような生活をおくることによって体の免疫力が高がまり、口内炎の症状を改善してくれることでしょう。
まとめ
矯正治療の悩みの一つ、口内炎の予防法や対処法の参考になりましたか?
口内炎のない、素敵な矯正ライフをお過ごしください!!
出典:Peachy