矯正治療中に使用するゴムが変色する?その原因と対策とは。

目次

意外?矯正治療ではよくゴムを使用します。

『矯正治療は、針金の力を使って歯を動かすものだ』

というイメージがあります。

これは確かに間違っていませんが、それ以外のものを使って歯を動かすこともたくさんあります。

その代表格が『ゴム』なのです。

例えば、

・ゴムがけなどと呼ばれる顎間ゴム

出典:mnの歯列矯正治療日記

・パワーチェーン

出典:40代の歯列矯正

・エラスティックモジュール

などです。

しかしこのゴム、食べたり飲んだりしているうちに染まり、変色してしまう恐れがあるのです。

ゴムを染める・変色させる食べ物・飲み物とは

染まってしまう原因になる食べ物や飲み物はいくつもありますが、代表的なものをいくつかご紹介します。

食べ物

・カレー類(カレーライス、カレーうどんなど)

染まりやすいものの代表格と言ってもいいでしょう。

食べる機会も多いですし、一回食べただけで一気に染まってしまいます。

・デミグラス類(ハッシュドビーフ、ハンバーグなど)

・イカスミ

飲み物

・コーヒー

飲み物の代表といえばコーヒーでしょうか。

カレーのように一気に染まるわけではありませんが、飲む頻度が多い方はご注意ください。

・赤ワイン

成人した方で酒量の多い方は、こちらの方がより気を付けた方がいいかもしれません。

・紅茶、お茶

その他

歯磨きができているかを確認するための染め出し液や、うがい薬(イソジンなど)も一気に染まってしまいます。

ご注意ください。

対策は?

対策ですが、以下のような方法があります。

自分に合ったものを選んでみてください。

食べない・飲まない

一番間違いない方法は、染まってしまいやすい食べ物・飲み物を摂取しないことです。

単純ですが一番効果的な方法です。

その分治療中でゴムを使っていないタイミングを見計らって食べるのも手かもしれません。

治療の直前に食べる

ほとんどの場合、ゴム類は治療に行ったときに新しいものに交換してもらえます。

そのため、通院する直前に食べてしまえば、染まってしまうもののすぐに新しいものに交換してもらえるので安心です。

マウスピース矯正・舌側矯正で治療する

マウスピース矯正や舌側矯正で治療するのも一つの方法です。

マウスピース矯正の場合

ゴムを使うこともほとんどありません。

また使ったとしても取り外しができるタイプですので、新しいゴムに自分で交換してもらうことが可能です。

舌側矯正(裏側矯正)の場合

ほとんどのゴムは歯に隠れて見えません。

また、顎間ゴムのように見えるゴムは自身で交換可能です。

色が染まってしまって交換できずに困るということはありません。

まとめ

せっかくの矯正ライフ、着色してしまって気分が落ち込んでしまってはもったいありません。

対策をばっちり練って、楽しい矯正ライフを送りましょう!!

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