もしかして…矯正治療できる年齢、過ぎちゃった??

以前から矯正治療は年齢が上がると無理、という都市伝説的な話をよく聞きます。

実際に、年齢を気にして治療を始める決断ができない、という方も結構いらっしゃいます。

本当に年齢によっては矯正治療は無理なのでしょうか?

結論からお話しします。

 

矯正治療に年齢制限はありません!!

30才代、40才代、中には70才代で矯正治療されている方もいらっしゃいます。

子育てがひと段落したタイミングでお母さまが治療をされるというケースや、お母さまとお子さんが一緒に矯正治療ということもあるようです。

ではなぜそのようなうわさが出てしまうのでしょうか。その理由は(ここから先は当編集部の予想も入っています。ご了承ください)…。

加齢とともに歯は徐々に動きが遅くなってしまうから

加齢とともに、どうしても全身的な代謝が落ちてしまいます。

それは歯の移動についても同じ。

実は歯の移動の際、歯の根っこの周囲の骨が溶けたり再生したりしています。

そのスピードが若い人ほど早いため、年齢が上がると若干矯正治療の期間が延びてしまいます。

 

被せものや詰め物が増えてしまうから

 かぶせものや詰め物があると、通常の歯の表面と比べてどうしても矯正装置が外れやすくなってしまいます。

その分治療が困難になったり治療期間が延びがちになってしまいます。

また、かぶせものは矯正治療前の不正咬合に合わせて作られているため、以前の歯と形が大きく変わってしまうことがあります。

そういった場合、その形に合わせて治療を進めるので治療期間がかかったり、場合によってはかぶせものの作り直しということもあり得ます。

 

歯周病にかかっている方が増えてしまうから

年齢とともに歯周病(歯槽膿漏)にかかっている方の割合が増えてきます。

その割合、30~50才代で80%、60才代だとなんと90%(!!)です(日本生活習慣病予防協会HPより)。

歯周病の場合、程度にもよりますが基本的には矯正治療前に改善しておく必要があります。

また歯を支える骨(歯槽骨)の高さが下がっている場合、

矯正治療による歯の移動のコントロールが難しくなり、結果として治療期間の延長につながってしまうことも。

 

歯が無くなっている場所があるから

歯が虫歯などの原因によって失われてしまうと、その瞬間からその歯のあったところの支える骨(歯槽骨)が減ってきてしまいます。

そのため歯が失われてから期間が経っている方の場合、そこの部分に歯を動かすのに時間がかかったり、動かせないこともあります。

 

治療内容が制限されてしまうから

基本的には大人の矯正治療は年齢とともに一部ではありますが、治療内容が制限されてしまいます(顎の成長があるときしかできない治療など)。

 

唾液の量が減ってきてしまうから

年齢が上がってくるにしたがって、唾液の量は徐々に減ってきてしまいます。

すると、虫歯になるリスクが上がったり、矯正装置が唇に引っ掛かりやすくなってしまいます。

 

上記のような理由で年齢の上昇とともに治療に影響が出てしまいます。ここに尾ひれがついてしまって「年を取ると矯正治療できない」という噂になったのかな?と考えます。

治療を希望される方は心配せず、まずは矯正相談してみましょう。

意外と簡単に「出来ますよ~」と言われるかもしれませんよ。

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