就学前のお子さんの受け口に効果的!?ムーシールドとは。

矯正治療が開始できるタイミング

通常は小学校に入ってから

通常、矯正治療を開始する一番早いタイミングは小学校低学年のころ。

なぜなら、そのころに前歯が大人の歯に生え変わり受け口になったり叢生になったりするのが分かるから。

また、治療することに対して子どもが理解でき協力してくれるという、精神的な成長も考慮すると自然とこのタイミングになってきます。

 

受け口の場合は治療を早めにスタートできる可能性もも

しかし現在、受け口の場合は小学校入学前の未就学児に対しアプローチできる装置も登場しています。

出典:ベネッセ

それがムーシールドです。

 

あなたのお子さん、受け口(反対咬合)ではありませんか?

小さなお子さんがいらっしゃる方は、一度お口の中を見てください。

もし受け口になっているようなら要注意です。

出典:美容外科 南クリニックHP

 

どうしたらいいの?

2才以下の場合

お子さんの年齢が2才以下の場合はそのまま様子を見ましょう。

なぜなら2才児の受け口は、その後自然と改善される割合が約5割だからです。

また、精神的にも治療を受け入れることが難しいことも理由の一つです。

3才以上の場合

早期の治療を考えるのも一つの選択肢になります。

なぜなら3才児の受け口が、歯が生え変わる際に改善する可能性はわずか6.4%だからです。

お子さんの状態や親御さんの協力にもよりますが、治療が可能なことも。

このタイミングで受け口を改善できる可能性があるのがムーシールドです。

6歳以上の場合

しっかりした矯正治療が行えるのがこのタイミングです。

この時期の受け口によく用いられるのが上顎前方牽引装置

ただし、上あごの成長を促すこの装置、およそ10才になると効果が出なくなります

出来れば8才くらいまでにはスタートしたいですね。

10歳以上の場合

ここから先は骨格的にダイナミックな変化を起こすのは困難になってきます。

顎の成長が終了した段階で大人の矯正治療(マルチブラケット装置など)を用いて歯並びを改善するか、骨格的に大きな問題がある場合は顎変形症として外科手術込みの矯正治療をした方がいいかもしれません。

 

ここからが本題。ムーシールドとは。

ムーシールドとは1983年、日本の歯科医師、柳沢宗光先生が考案した比較的新しい装置です。

マウスピース型の矯正装置で、大きさは若干大きめかもしれません。

ただ、基本的には就寝時にお口の中に入れるだけなので、負担は小さいといわれています。

口の周囲の筋肉の働きを正常に戻し、噛み合わせを改善するという装置です。

 

その原理は

主に、

・上唇の力を排除され、また低い位置にあった舌が持ち上がり上の歯を前に押し出す

・下の前歯にあたっていた舌が当たらなくなり、下の前歯が後ろに引っ込む

というものです。

出典:ムーシールドHP

 

注意点

鼻で息をするのが難しい場合や、舌小帯(舌の裏側にある、ひも状の組織)が極端に短い場合はムーシールドを使用することが困難です。

矯正専門のクリニックにご相談ください。

 

SmaSTATION!!でも取り上げられた。

2008年3月1日にはSmaSTATION!!でも『知らないと損をする!?ここまで進んでいる最新医療2008』というコーナーでムーシールドが取り上げられました。

 

まとめ

いかがでしたか?

うまく使えば効果的なムーシールド。

しかし本人がしっかり使えるかはうまくモチベーションを持たせてあげる、親の努力次第かもしれません。

「無理せず、焦らず」でお願いします!!

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