とっても危険!自力で矯正、DIYで歯列矯正って?!!

矯正治療は期間もかかるし、費用だって馬鹿になりませんよね。

自分で安く歯並びを治せれば、なんて考える人がいるのは世の常かもしれません。

 

でも、、、ちょっと待った―――!!!!

それって非常に危険なことなんです。

 

その危険性はブログの後半でお伝えするとして、まずは実際に自力で、あるいはDIYで矯正装置を作って治療をした人たちの実例を紹介しましょう。

DIYって何?

Do It Yourself(自分自身でやる)の略。ホームセンターなどで工具や材料をそろえ、自分で家屋を修繕したり、家具を作ったりすること。

 

ほんっとーに真似しちゃだめですよ!?

 

例その1:ワシントン州在住、ジャミーラ・ガーザさんの場合

この画像はアメリカのメディア、『komonews.com』が2015年2月に紹介した記事です。

アメリカ在住のジャミーラ・ガーザさんは上の前歯の真ん中にすきっ歯に悩んでいた。

そこで彼女は2012年ごろ、5ドルで買ったミニサイズのヘア用輪ゴムを前歯2本に強めにはめ、44日間かけて隙間を治しました。

そんな彼女のYouTube動画が刺激となり、全米女子の間でDIY BRACES(手作りの矯正ブレース)”と呼ばれちょっとしたブームになり、次から次へと挑戦者が現れました。

歯が真ん中によって隙間が閉じたら、今度はその横の歯との間に隙間ができそうな気がするのですが、いったいどうしているのでしょうか、、、。

 

例その2:日本在住、S木さんの場合

日本在住のS木さんは、なんとステンレスのワイヤーを歯列(歯並び)の形に曲げ、口の中に入れることで歯を動かしたそうです。

ずいぶん大雑把に曲げているだけのように見えるのは、気のせいでしょうか、、、。

 

例その3:ニュージャージー工科大学の学生、アモス・ダドリーさんの場合

今度はDIYの枠を超えた、結構本格的な話。

ニュージャージー工科大学の学生、アモス・ダドリーさんが3Dプリンターでプラスチック製の歯の矯正器具を自作したというのだ。

しかしここで一つご注意を。

ダドリーさん、デジタルデザイン専攻ということで、その道のプロと言っても過言ではないのです。

ダドリーさんが装置を作るに至った過程をご紹介

ダドリーさんが有名ブランドの歯のプラスチック製の矯正器具(おそらくインビザラインのようなマウスピース矯正装置)の画像を目にしたところ、3Dプリンターで作成した時と同じようなラインが見えた。

そこでダドリーさん、自作できるのではないかと思い至ったようだ。

その後、歯の矯正治療の方法を調べ、歯並びが治る過程をアニメーションで作成、それに併せた高清装置の設計と、かなり凝った手順で準備をした。

その後、歯型の模型を作成し、

レーザースキャンでデータを取り込み、

大学においてある高性能3Dプリンターで装置を作成した。

出来上がった装置を使用すること4か月、彼は最高のスマイルを手に入れました。

自作した装置がコチラ

歯並びは、、、

この通り!!

出来上がったプラスチック製の装置の材料費はわずか60ドル(約6600円)。なおかつ歯の矯正も実際にうまくいったとのこと(画像を見る限り、見た目はきれいに仕上がっているがかみ合わせに関しては不明)。

ダドリーさんが参考にした、マウスピース矯正とは?

ダドリーさんが自作した装置ですが、これは最近人気のマウスピース矯正を参考にしたものです。

矯正ライフでも以前ブログ『大人の矯正治療なのに取り外し可能!?マウスピース矯正とは』に書きましたので、気になる方は参考にしてください。

 

例その4:昔からの民間療法

以前からある民間療法として、

・アイスキャンデーの棒をかんで受け口を治す

・わりばしで前歯を押さえて出っ歯を治す

などがありますが、よほど条件の整っている場合しか治りませんし、それ以上にデメリットがあります。

矯正ライフとしてはお勧めしておりません。

 

自力で矯正、DIYで装置を作って矯正、どちらもとっても危険。その理由とは?

ここまでの例のように、自力で歯並びを治している人はいないわけではありません。

しかし、これってとても危険なことなんです。

しないでくださいね!

なぜなら、、、

本来矯正治療で歯を動かす際、弱い力をじわーっと長時間かけて動かしています。

しかし、実際じっくりと弱い力を指やアイスキャンデーの棒などでかけ続けるのは困難です。

また、強い力をかけてしまうと歯の根っこが変形、あるいは吸収して短くなってしまうことも。

 

また、当然全体の歯並びをしっかり見極める力も要求されますし、力学的な視点も必要です。

その理解度や判断力がないと、歯は思いもよらない動き方をしてしまいます。

 

ちなみに先ほど例に挙げたヘア用輪ゴムですきっ歯を治したジャミーラ・ガーザさんの真似をして輪ゴムが歯茎に食い込んだ人も。

その結果、感染症や歯周病をおこしたり、歯の根っこを痛めて手術をしたり歯を失った人もいます。

 

やはり歯列矯正は専門のドクターがじっくりと期間をかけて行うべきもの。

決して真似をしないようにしてください。

 

おススメの矯正歯科をご紹介

トラブルがおきないようにする一番の方法は、とにもかくにも医院選びが重要です。

矯正ライフでは、本当にお勧めできるクリニックを厳選して紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

 

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